僕がのぼりたい素晴らしい愛車

ぼくはまだまだ資格を持っていません。今は自動車学校へ通っているのです。そんなぼくが日毎見分ける自動車に、まったく憧れていらっしゃる。それは真っ赤なオープンカーなのです。しかも乗っているのは女だ。歳もぼくと変わらないくらいの若い女なのです。長い髪をなびかせて、全然美しく乗っているのです。
その風貌を見た内から、ぼくは決心したのです。しっかりこの人と同じこういうオープンカーに乗って見せつけるという、心に決めたのでした。元々赤色が大好きだ。ですから赤い自動車もいいな、と思っていました。
はなやかすぎる自動車は、どこにいても目立ってしまうからやめたほうがいいと身の回りに言われていたのです。けれどもぼくは一目ぼれを通してしまったのです。こういうオープンカーにも、女性にも一目ぼれを通してしまったのです。もしかして女じゃなくて男性が乗っていたら、こういう自動車に憧れたりはしませんでした。乗っているのが女だったからこういう自動車にのぼりたいと、見えるようになったのです。
手早く乗ってみたいです。